イタリア語で「スズメバチ」の意味である「Vespa」。
1946年の最初のオートバイ発売以来、ずっと継承されてきた高剛性のスチールモノコックボディや、現在のスクーターでは当然となった、エンジンから駆動部まで含めて一体化されたスイングユニット、タイヤ交換を容易にする前輪の片持ちサスペンションなどはすべて、航空機技術に由来する。古くから映画の1シーンに彩を添えたりと、伝統あるブランドのVespaが、「GTS 250ie」です。
そんな、べスパ・GTS250ie の為に新たに開発されたのが、R-style GTS250ie Real Python(レアル・パイソン)マフラーです。 サイレンサー内部には、「中低速域でのトルクフルな走り」と「静粛性」で定評のあるRSTCシステム(r-style tornado chamber system)を使用。 また上品で飽きの来ないスタイルとして、テーパーエンド・オーバル形状のサイレンサーを採用しました。愛らしさと精悍さを併せ持つサイドビューを演出しております。
フルチタンモデルは超薄肉0.6mm厚TP340材を採用したフルチタンサイレンサーと、同じくTP340チタンパイプの手曲げエキゾーストパイプを採用。フルステンレスモデルはサイレンサーに超薄肉0.6mm厚SUS304材を採用、エキパイも同じくSUS304パイプを手曲げし、共に軽量化に貢献します。
熟練した職人による、オールハンドメイドの質感と性能を、ぜひあなたも体験してください。
従来のRSTCシステムを進化させた新型RSTCシステムをサイレンサー内部に搭載。中低速トルクの増大と圧倒的な静粛性を実現。GTS250ieの愛らしいフォルムにマッチした、上品な重低音です。
エンジンに適度な「背圧」が掛かりますので、特別な燃調のセッティングを必要とせず、また、エンジン本体に掛ける負担も少ないので、結果的にはお財布にも優しい、環境配慮型マフラーです。
近接排気騒音は、アイドリング時が83db、法令で定められた、最高出力の50%の回転数で94dbを実現。クリーンな排ガスと共に、環境にも配慮しました。
法定の排ガス濃度上限はCOが4.5%、HCが2000ppmですが、それを余裕でクリアのCOが0.21%、HCが110ppmを実現。
出口形状にはテーパーエンドを採用。スタイリッシュなテールビューを演出しています。
サスペンションがフルボトム時は、写真の様にボディと干渉しないよう設計されています。他社製マフラーにありがちな、外装の加工を必要としません。当然の事ですが、大事な事だと思います。